乗り鉄子 Diary

乗り鉄子のブログ。鉄分多目です

乗り鉄子、大井川鉄道の絶景を楽しむ

倒木トラブルは運転士さんが無事処理してくれて、15分ほど遅れて運行再開。先頭車両に乗っていた私は倒木処理の一部始終を見ることできたけど、後方の車両のお客さんには車掌さんがアナウンス。最初は「線路上に枝が落ちているので取り除きます」といった内容。枝・・・というにはちと大きい感じがしたけど、倒木というと乗客がビックリしたり、勝手に線路に降りてきても困るから、枝と言ったのかな?

その後順調に大井川に沿って進む大井川鉄道南アルプスあぷとライン(井川線)。ちなみに上流に向かい上って行く方向が「下り」って、ややこしいね。登山電車の宿命です。

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列車はアプトいちしろ駅で、アプト式区間専用の機関車を連結。連結シーンは鉄道ファンには必見のシーンのようで、カメラを持った乗客が多数集まっていた。私もそのうちの一人だけどね。

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アプト区間を走る専用の機関車を連結

レールの中央に歯のついたレールが見えます。この歯に機関車側についている歯車を噛み合わせて急こう配を登っていくとのこと。

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アプトいちしろ駅と次の駅である長島ダム駅との間がアプト式になっています。長島ダムを造る時に、もともと走っていたルートが変更になり、こちらの急こう配ルートが設定されたとのこと。大井川鉄道のHPによると、千頭から井川ダムまでの区間が営業運転を始めたのは1959年、アプト式になったのは1990年10月とのことで、アプト式は最近のことなんですね。

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アプト区間を上って長島ダム駅付近まで来ると、右手には長島ダムがドーンと見えます。長島ダムは事前に予約すればダム内の見学もできるそうで、一度この駅で下車してダムの中や近辺を散策してみたいものです。

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長島ダム駅で後方を振り返ると、一番最後にアプトいちしろ駅で連結された専用機関車がいました。大きい!

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さらに登っていくと(路線としては下りですが)、次なる絶景は奥大井湖上湖に向かう鉄橋。撮り鉄さんは、この鉄橋を渡る列車をカメラに収めたいところですね。そういう写真も見たことあります。この近くに道路があるのでしょうか。

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 山の緑と湖面の緑に、赤い鉄橋と列車が映えますね。こちらの動画では車掌さんのアナウンスも聞けます。アナウンスにある通り、対岸には旧線路跡が見えました。

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昔の線路跡が見えた。

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 さて、南アルプスあぷとライン(井川線)は、2014年9月から接阻峡温泉駅までの折り返し運転が続いていました。それはがけ崩れがあったから。昨年(2016年)の8月はまだ折り返し運転でしたが、今年3月にめでたく復旧。今回は接阻峡温泉駅から終点の井川ダムまでの区間を楽しむのも目的の一つ。

接阻峡温泉駅の次の駅は、尾盛駅。この駅は秘境駅として有名らしい。どれだけ秘境かというと、鉄道以外でこの駅へのアクセスはほぼ無理とのこと。テレビ番組で尾盛駅から歩いて接阻峡温泉に行くという行程が紹介されたり、実際に歩いて行ってみたというブログもあるけど、私には到底無理。かつてはこの駅周辺は林業関係者で栄えていたそう。でもその林業も今はなくなり、このような秘境駅になってしまったそうです。写真の小屋は待合室ではなく、クマよけの小屋とのこと。一時クマが出没して、乗り降り禁止になっていた時期もあるそうですよ。

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盛駅を出て次の絶景はこちら。関の沢橋梁。高さは70mほどあって、今では日本一高い鉄橋とのこと。確かに目がくらみそう。線路を点検される方はここを歩くのでしょうけれど、怖すぎます!井川線は絶景ポイントの説明を車掌さんが丁寧にしてくれるので、とても分かりやすい。いいサービスと思う。

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続いて眼下には奥泉ダムが見えてくる。この時は何かの工事をしていたようです。

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さて、路線も終盤。間もなく終点井川駅というところで、今度は井川ダムが見えて来た。

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列車からダムが見えるということは、ダムから列車が見えるはす。と思ってダムから撮ったのがこちら。雨が降りだすあいにくの天気。

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終点井川駅。駅看板の後方にトンネルがあるけれど、かつてはさらに奥まで営業運転していたようです。

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かつての線路跡はこんな風に保存されていて、遊歩道として活用されている。遊歩道までは駅から徒歩10分くらい。折り返しの列車を1本見送れば時間は十分ありますが、遊歩道を全部歩くとなると1時間だときついかも。

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トンネルも残っていた。平日でお天気もいまいちのせいか、誰も歩いている人がいなくて、5分くらい歩いて引き返した。

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井川駅にはこんなかわいい鉄道娘がいましたよ。

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帰りは来た路線をそのまま折り返すので、見える景色は同じ。やっぱり川沿いがいいね。井川ダムは雨だったけど、長島ダムまで下りてきたら青空も。

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千頭についたら、千頭駅の転車台を回していたんだけど、撮影に間に合わず。千頭駅の転車台は人力で回すタイプです。

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千頭からはSLで新金谷駅まで戻ります。

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そして、この日の最後の締めは、大好きな転車台。動く転車台を見るのは2回目。1回目は天竜浜名湖鉄道天竜二俣駅だった。2つとも静岡県にあるなんてスゴイじゃん!

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昨年の8月に続き、2度目の鉄旅をした大井川鉄道。往復4400円はちょっと高いけど、千頭から先の井川線の絶景は見る価値あります。次は紅葉の時期に来たいですね。

最後に、新金谷駅構内にあるこちらのカフェ、小さいけど店員さんが親切でgoodでした。またこようっと。

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